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2024.10.04

転職の準備

転職サービスどれがいい?転職エージェント・サイト・スカウトの各特徴を徹底解説

転職市場は活況になっており、普段転職を考えていなくても「転職なら!」という転職サービスのCMをテレビやYouTubeなどのSNSで目にする方も多いのではないでしょうか。

少し前までであれば『リクナビ』『マイナビ』といったナビサイトで希望の求人を探して選考を受ける方法が一般的で、その他の選択肢は多くありませんでした。しかし現在では転職サービスも多様化が進んでおり、自分の経験や自分の希望、転職活動の進め方に合わせてサービスを選ぶ必要があります

そんな中、すべての転職サービスを使ってみて検討することも難しいですし、数十万件とある求人を全て調べた上で、自分に最適な求人を受けることも難しいですよね。 本日は、転職サービスを以下の4種に分類し、それぞれの特徴、メリット・デメリットをご紹介します。

  1. 転職エージェント
  2. 求人広告サイト
  3. スカウトが届く求人サイト
  4. 求人検索エンジン

ぜひご一読ください!

転職エージェントの特徴

転職エージェントは、転職を希望する求職者と企業の間に私たちエージェントが入り、転職活動全体のサポートを行います。

キャリアサポートの流れ

初回面談を通して求職者様の希望やこれまでの経歴をヒアリングし、取り扱う多数の求人の中からご希望に合いそうな求人をご紹介します。

その後は履歴書・職務経歴書といった書類の添削面接対策企業ごとに面接のアドバイスなどを行い、内定まで伴走いたします。

最終的に複数社の内定を並べて比較できるよう選考のタイミングを調整したり、意向の高い企業にはその旨をアピールしたり、転職エージェントならではのフォローも可能です。

転職エージェントのメリット

転職エージェントのメリット3点

転職エージェント最大の特徴は、「担当者」がつくことです。そして「非公開求人」や「いい人がいたら採用しようかな」という求人も含め、求人数が多いことも特徴です。

転職エージェントは、自らエージェントのサイトにアクセスして会員登録する方法と、ビズリーチやLinkedInなどでエージェントから「ぜひ求人を紹介したいので面談したい」と声がかかるパターンがあります。

担当者との面談後、転職理由や転職先への希望条件などを伝え、求人を紹介してもらいます。そして紹介された求人の中から応募する求人を選定します。応募するための履歴書・職務経歴書も担当者に添削してもらえることもあります。

応募後も、日程調整や面接対策、面接後に入社を検討するにあたって不安な点などが相談でき、エージェントを通して得られる情報や、企業への質問の仕方のアドバイスなども受けることができます

メリットとしては、担当者に転職活動の進め方全体を相談できることや、多くの求人から自分に合った求人を紹介してもらえることです。

転職エージェントのデメリット

転職エージェントのデメリット2点

転職エージェントのデメリットとしては、人に相談することが苦手な方には不向きであること、そして担当者との相性やその転職エージェントが保有している求人との相性が悪く、面談の時間をとっても無駄に終わる可能性があることです。

担当者との相性が悪いと希望がうまく伝わらず、希望の求人や希望に合わせた転職活動の進め方もできないこともあります

求人広告サイトの特徴

『マイナビ』『リクナビ』『doda』『エン転職』などいわゆる求人広告が掲載されているサイトです。誰でも見ることができるサイトに登録し、「勤務地」「職種」など自分で希望条件を指定して求人を検索します。

メリットとしては、希望に合う求人を自由に検索できるので、受けたい求人を探して受けることができることと、未経験歓迎の求人や、採用人数が複数人の会社も多いため受かりやすいことがあげられます。

求人広告サイトの3つのメリット

求人広告サイトのメリット3点

1.自分で受けたい求人を探せる

スカウトを待つ、エージェントから合っている求人を紹介してもらう、という手法と比較すると、好きな条件でいくらでも求人を見ることができます。自分で受けたい求人を探せるという点は求人広告サイトのメリットです。

求人広告サイトには多くの求人があるため、隅々まで探せば未経験OKで希望の職種を目指せる求人もあるかもしれません。また、検索をすると、上の方には写真が多数掲載されている大きな求人広告が出てきますが、ページを進んでいくと、小さな求人広告もあり、近所の求人、名前は知らないが働きやすい会社など意外な求人が見つけられるかもしれません。

じっくりいろんな求人を探してみたい方は、一度ゆっくり求人広告サイトを検索してみると良いかもしれません。

2.未経験歓迎の求人が多い

求人広告サイトは誰でも見ることができるため利用者も多く、より多くの求職者の目に入る可能性があります。そのため、未経験の方を採用したい企業は求人広告サイトを選ぶことが多いです。

企業としては「この経験が必須」と対象者が限定される求人であれば、転職エージェントやスカウトなどピンポイントで条件に合う人に声をかけます。しかし未経験歓迎の求人は、より多くの人から応募をいただき、その中からお人柄などが自社に合っている人を選考していく方が合理的です。

つまり、より多くの人に求人を見てもらい、応募してもらいたいと考える企業は、求人広告サイトに求人を掲載します。そのため求人広告サイトには未経験歓迎の求人が豊富に揃っています。

未経験の仕事に挑戦したい方は、求人広告サイト内で未経験歓迎の求人を探してみましょう。

3.複数人採用の可能性

求人広告サイトは「掲載」に費用が発生しますが、何名採用しても料金は変わりません。複数名の採用を継続して行っている企業などは、採用コストを抑えられるという理由で求人広告サイトの利用を選択している場合もあります。

複数人採用する可能性のある求人だと、競争率も少しだけ下がるため受かりやすい求人に出会える可能性も高まります。

求人広告サイトのデメリット

求人広告サイトのデメリット

求人広告サイトのデメリットとしては、直接企業への応募となるため、応募多数の場合はなかなか企業からの連絡が来ず選考状況がわからないことや、第三者の選考のサポートがないことです。

求人広告サイトでは、企業側からすると対象者ではない方からの応募も含め、多くの応募を受け付けています。人事の体制が十分でない会社などでは、すべての応募を確認し、書類選考の実施や合否連絡、面接の案内といったご連絡が滞ることもあります。応募したはいいが、選考状況がわからないという状況になることはデメリットです。

また、直接の応募になるため、選考プロセスや入社にあたって確認したいことは自ら用意して企業に面接で確認しなければいけません。また、転職エージェント経由なら確認できる、面接官のお人柄や過去に合格した人の特徴など、選考についての情報を得ることも難しいです。

またご自身に併願先がある場合、内定が出ると回答期限があるためなるべく選考プロセスをそろえると比較がしやすくなります。エージェント経由ならば、エージェントの担当者が日程調整や選考プロセスの確認なども行ってくれますが、直接応募の場合はすべて自分で調整・確認する必要があります。

スカウトが届く求人サイトの特徴

『ビズリーチ』『AMBI』『リクルートダイレクトスカウト』『Green』といった求人広告サイトでは、求人を見ることもできますが、企業から受け取る「スカウト」経由での応募がメインになります。

自分の経歴を媒体に登録しておくと、あなたの経歴を見た企業から「ぜひ一度お話したい」というメッセージ(=スカウト)が届きます。スカウトに返信をすると、まずはカジュアル面談で会社や仕事内容の説明を含め、ざっくばらんにお話をすることから始まります。

カジュアル面談後のフローは、実際に応募する場合は正式に応募書類を提出し、選考がスタートするパターンがほとんどです。

スカウトが届く求人サイトのメリット

スカウトのメリット3点

スカウトを受け取れる求人サイトを利用するメリットとしては、どんな会社が自分の経歴に興味を持ってくれるのか知ることができることです。また、カジュアル面談などを通じて、企業の雰囲気も知った上で選考に進めることもメリットです。

届くスカウトを見れば、自分がどのような会社からニーズがあるかわかり、その中から自分の興味のある企業・求人を選ぶことができます。

また、カジュアル面談で直接お話を聞いた上で、選考に進むか、進まないか選ぶことも可能です。カジュアル面談は通常、ジャッジは含まないので、転職理由や志望動機などをその場で深掘りされることはなく、会社情報などを面談担当者に直接聞くことができます

ジャッジを含まないとはいえ、挨拶などの印象や態度が悪い場合は社内で申し送りはされるため、選考で不利になるケースはあります。せっかくカジュアル面談に進むのであれば、しっかりと礼儀正しく振る舞い、企業に興味を持ち、情報を取りに行く姿勢で臨みましょう

スカウトが届く求人サイトのデメリット

スカウトのデメリット3点

デメリットとしては、企業からスカウトが届く「待ち」の姿勢で進めなければならないことです。そして、こちらも直接応募なので転職エージェントのように面接情報は第三者に聞くことはできず、選考プロセスや入社を判断するための情報などは自ら確認しなければいけません

自分で選んで自分のタイミングで応募するのではなく、スカウトを待たなければならず、またスカウトにも返答期限があります。他社の選考が進んでいるのに気になるスカウトが来た、という場面では進めにくさを感じるかもしれません。直接企業とのやり取りをするため、自分で「選考を急いでほしい」と交渉する必要があります。

スカウトは待ちになってしまうとはいえ、企業側も新着の候補者がわかるようなシステムになっているため、登録直後はスカウトがたくさん届きやすいです。

また、スカウトをたくさん受け取るためには、企業に響きやすい「キーワード」を登録情報に盛り込むことや、懸念されそうなことの払拭情報を載せておくこともポイントです。

たとえば、1社目2社目が同じ業界だが、別業界も志望している、といった場合は、経歴上「この業界にこだわりがありそう」と企業から思われてしまう場合もあるので、明確に他の業界を希望している旨を書いたほうがいいかもしれません。

求人検索エンジンの特徴

求人検索エンジンとは『Indeed』や『求人ボックス』といったサイトのことを指します。

このサイトの特徴は、様々な求人広告サイトや、企業が自社HPに掲載している求人などを含めてすべて転載されていることです。もちろん企業は、『Indeed』『求人ボックス』に直接求人を掲載することも可能です。

企業側の使い方の違いとしては、求人広告が「掲載料」であるのに対し、求人検索エンジンは「クリック課金」となります。求人にアクセスし、広告を開いて表示した人数によって、かかるお金が変わります。

この求人媒体から「応募」を押すと、求人検索エンジン上でそのまま応募ができる求人と、もともと掲載されていたサイトへ移って対応しなければならない求人があります。

たとえばIndeedを利用する場合、Indeedに登録している情報でそのまま応募し、Indeed上のメッセージ機能で企業と日程調整などのやりとりを開始できる求人もあれば、「応募」するにはもともとその求人が掲載されていたサイトのURLへ飛び、そこから応募する求人もあります。その場合は求人が掲載されているサイトへの会員登録が求められたり、個別に個人情報を入力したりして応募となることもあります。

求人検索エンジンのメリット

求人検索エンジンのメリット

メリットとしては、全ての求人広告サイトを開かなくても、一括で幅広い求人広告サイトに掲載されている求人を見ることができることです。 『リクナビ』『マイナビ』『エン』『doda』など各求人広告サイトを見なくても、転載されている求人の一覧を見ることができるため、気になる特定のキーワード等がある方は、検索してみるとよいのではないでしょうか。

求人検索エンジンのデメリット

求人検索エンジンのデメリット

デメリットとしては、応募の際の手間です。掲載元となっている求人広告サイトも記載がありますが、応募したいと思ったとき、場合によってそれぞれの求人広告サイトに会員登録をする必要もあり、手間がかかります。

応募後の流れとしては求人広告サイトと同じです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

一口に「転職活動」「求人サイト」と言っても、サービスやツールは幅広く、まずは自分に合っているものを選ぶことが大切です。また仕組みや使い方を理解していないと、希望している企業からのスカウトをもらうことや、希望の求人を見つけることが難しいかもしれません。

転職活動は、内定が出ると回答期限内に入社するかしないか判断をしなければならず、並行して希望の会社を受け、納得感を持って転職先を選ぶためには、スピードやタイミングも重要です。「このサイトやこのツールを活用したかったな」と思っても、タイミングが悪ければ活用しきれないかもしれません。

MUSUBUでは、現在の状況や転職へのご意欲、転職先への希望などを伺った上で、最適な転職活動の進め方や、応募求人の選び方からお手伝いしております。

転職活動で少しでも迷ったら、ぜひ一度MUSUBUのキャリアアドバイザーに相談してみてください!

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