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2026.01.29

履歴書・職務経歴書を用意する

履歴書の志望動機の書き方3ステップ

履歴書の作成を始めたものの、志望動機に「何を書けばいいのかわからない」「時間がかかる」と悩む方も多いのではないでしょうか。

実は、志望動機は明確な構成とテンプレートに従うことで、短時間で効果的に作成できます。この記事では、志望動機を書くための3ステップと、おさえるべきポイントをご紹介します。書類作成の手間を減らしながら、選考を進める準備をしましょう。

転職活動で志望動機に困ったら

履歴書の志望動機が重要な理由

採用担当者は志望動機から、以下の3つを読み取ろうとしています。

①あなたのキャリア目標が明確か

志望動機から、単なる「条件の良い企業に転職したい」のか、「明確なキャリアビジョンの実現を目指しているのか」が見えます。採用担当者は長期的に活躍できる人材を求めており、その判断材料として志望動機を重視します。

②企業研究ができているか

「業界内での立ち位置」「競合企業との違い」「経営理念」など、企業固有の情報を理解しているかで、その企業への本気度が判断されます。企業研究なしでは、ありきたりな志望動機になってしまいます。

③あなたのスキルが企業に貢献するか

最後に重要なのが、「あなたのキャリア実績やスキルが、企業の課題解決や成長に貢献できるのか」という視点です。採用担当者は採用後のあなたの活躍をイメージしながら選考を進めるため、この「マッチング」が明確に伝わることが不可欠です。

つまり、志望動機は「その企業でなければならない理由」を、あなたの実績とスキルを交えて伝える必要があります。これが採用担当者に「この人なら活躍してくれそう」と思わせる最初の一歩なのです。

志望動機を簡単に書くための3ステップ

効果的な志望動機を簡単に作成するには、「結論→理由→結び」という3部構成に沿って進めることが重要です。

以下の3ステップに沿って、文字数は200~300字程度にまとめるようにしましょう。

ステップ1|結論:転職で実現したいこと

最初に書くべきは、「あなたが転職を通じて実現したいこと」です。

<書き方の例>

・「営業経験を基に、クライアント課題の深い理解を活かしたコンサルティング営業領域にチャレンジし、より複雑で高付加価値の営業提案に携わりたいと考えています。」

・「営業現場での経験を通じて、営業チームの育成・マネジメントに携わり、組織全体の売上向上に貢献するリーダーになりたいと考えています。」

この結論部分で意識すべきは、具体性です。「成長したい」「挑戦したい」という曖昧な表現ではなく、「何を、どうしたいのか」が伝わる内容にしましょう。

<NG例> 

「あなたの企業で成長できると思いました」

<改善例> 

「営業現場で5年間培ったクライアント課題解決スキルを活かしながら、営業マネジメント職にチャレンジし、チームの売上向上とメンバーの育成に携わることで、事業成長を推進するリーダーになりたいと考えています。」

ステップ2|理由:自分のスキル+企業の強みを具体的に

次に、「なぜその企業でなければならないのか」という理由を記載します。ここが志望動機の中で最も差別化される部分です。

書き方の流れ

1.あなたの現職での実績やスキルを簡潔に述べる

2.その企業の強みや特徴を挙げる

3.この二つの接点を具体的に説明する

<具体例>

「現職では月間200件のクライアント対応を通じて、ヒアリング→提案→契約までの営業プロセスを構築しました。貴社は〇〇業界でトップシェアを占め、かつクライアントの潜在ニーズを引き出すコンサルティング営業に力を入れていると伺っています。私の営業経験とクライアント課題解決のスキルが、貴社のさらなる市場拡大に貢献できると考えています。」

この部分で重要なのは、同業他社との差別化です。複数の企業で使い回せるような志望動機ではなく、「この企業だからこそ」という要素が伝わることが必須です。

企業の強みを探すポイント

・企業サイトの経営理念やビジョン

・事業内容や商品

・サービスの特徴

・業界内での立ち位置や競合との違い

・経営方針やニュースリリース

・社員インタビューなどから見える企業文化

ステップ3|結び:「貢献したい」

最後は、志望動機を締めくくる一文です。ここでは、「採用されたら何をしたいのか」「企業にどう貢献したいのか」を前向きに示すことが重要です。

<書き方の例>

・「今後のキャリアを通じて、〇〇という課題解決に貢献したいと考えています。」

・「このスキルと経験を活かし、貴社のさらなる成長に貢献できるよう、精進します。」

<注意点>

この部分で「頑張ります」という曖昧な表現は避けましょう。「何を、どう貢献するのか」が明確な表現が効果的です。

志望動機がうまく作れない!という方へ

志望動機を書くときにおさえるべきポイント

3ステップで構成を決めたら、次は細部のポイントを押さえることで、さらに完成度が高まります。

転職理由・自己PRと一貫性を持たせる

志望動機は、履歴書の他の項目とセットで判断されます。特に「転職理由」や「自己PR」との一貫性が重要です。

<NG例>

・転職理由:「現職では裁量が少なく、成長を感じられなくなった」

・志望動機:「貴社は安定した企業で、プライベートの時間も大切にできるので志望します」

転職理由と志望動機がズレていると、「本当は何をしたいのか」という疑問が採用担当者に生まれます。

<改善例>

・転職理由:「現職では既存クライアント対応が中心だったが、新規案件の開拓に携わり、経営視点でのマーケティング戦略を学びたい」

・志望動機:「貴社は業界での成長段階にあり、新規事業の開拓に注力しており、このフェーズでマーケティング戦略を構築できるキャリアを積みたい」

関連記事:【転職】職務経歴書の自己PRの書き方と例文|通過率UPをめざそう

自分のスキルや志向性と企業がマッチすることを具体的に説明する

「スキルマッチ」は採用判断の中でも最重要項目です。あなたの経験やスキルが、企業が求める人材像とどう合致するのかを具体的に示す必要があります。

ポイント

・現職での具体的な実績数字を盛り込む

・企業の採用情報から「求める人材像」を読み取る・その二つをダイレクトに結びつける

<具体例>

「営業部門で月間50件の新規開拓を実績として、顧客課題のヒアリング能力を磨いてきました。貴社の採用ページで『顧客のニーズを正確に理解し、最適なソリューション提案ができる人材』を求めていることを確認しており、私の経験がこの要件に合致していると確信しています。」

「あなただけ」のオリジナルエピソードを入れる

志望動機を差別化するうえで、個人的なエピソードの存在は大きなプラス要因です。これは「その企業の製品・サービスを実際に使った経験」や「業界内での特定の課題への関心」など、複数の競合企業ではなく「この企業だからこそ」という接点につながります。

<具体例>

「私は実務作業の効率化に関心があり、貴社のSaaS製品を個人で試用したところ、ワークフロー自動化機能により月間30時間の業務削減に成功しました。このような『課題解決型のツール設計』に関わるマーケティングを通じて、ユーザー視点での価値伝達に携わりたいと考えています。」

このように、「製品体験→課題認識→志望」という一貫した流れが見えると、採用担当者に「この企業である理由」が伝わります。

第三者に読んでもらう

志望動機を書いた後は、必ず第三者に読んでもらうことをお勧めします。自分では気づかない曖昧さや、文脈のズレは、客観的な視点で初めて気づくことが多いのです。

特に以下の点を確認してもらいましょう。

  • 「結論→理由→結び」の流れが分かりやすいか
  • 企業固有の内容が含まれているか
  • 転職理由との一貫性があるか
  • 難しい表現や長すぎる文がないか
  • 文字数が200~300字の範囲か

転職エージェントの活用がおすすめ!

志望動機のチェックや改善点の指摘は、転職エージェントを活用することで効率化できます。特に以下の場合は、プロの視点でのサポートが有効です。

・企業研究をしたが、ライバルとの差別化ポイントが見えない

・志望動機と転職理由に一貫性があるか不安

・NG例に該当していないか心配

・複数企業に応募する場合、それぞれ異なる内容を書くのが大変

転職エージェントなら、企業ごとの適切な志望動機を一緒に作成でき、選考対策の時間を大幅に削減できます。

【裏技】志望動機欄のない履歴書を使用する

「履歴書フォーマットの選択」も重要です。企業側が指定していない場合は、志望動機欄がないフォーマットを選択することも可能です。

その場合、志望動機は別途「職務経歴書」に記載する/面接で口頭で伝えるという方法があります。

メリット
志望動機欄のない履歴書を使用すると、企業ごとに書類作成をする手間が省けるため時短になります。

注意点
ただし、書類に記載しない場合にも、志望動機作成のステップやポイントをおさえ、口頭では回答できるようにしておきましょう。

ポイント
特に志望度の高い企業の場合は、履歴書内に志望動機を記載することで、「志望度の高さ」のアピールにもつながります。準備にかけられる時間や志望度に合わせてフォーマットは選択しましょう。

志望動機の例文

実際に使える志望動機の例を紹介します。以下を参考にしながら、自分の経歴や企業の特性に合わせてカスタマイズしてください。

営業職の例文
「現職では新規顧客開拓を中心に、月間50社へのアプローチを通じて、年間5000万円の新規売上を創出してきました貴社は〇〇業界で成長率が業界平均の1.5倍であり、新規事業の拡大に注力していると伺っています。私の営業経験とクライアント課題のヒアリングスキルを活かして、貴社の市場シェア拡大に貢献したいと考えています。」

未経験職種への転職の例文(販売→営業)
「現職の販売職で3年間、顧客の潜在ニーズを引き出し、最適な商品提案で課題解決に導くプロセスを経験してきました。この顧客理解スキルを活かしながら、より大きなビジネススケールで実現できる『法人営業領域』にチャレンジしたいと考え、転職を決めました。貴社の法人営業戦略は『顧客の経営課題の深掘り理解』に重点を置いており、私の販売経験で培った顧客ヒアリング能力と組み合わせることで、経営的なインパクトを持つ営業提案ができると確信しています。」

関連記事:未経験転職する人必見!受かる志望動機の書き方

第二新卒の例文
「新卒入社後、営業担当として3年間で120社のクライアント対応を経験し、課題ヒアリング→提案→契約までのプロセスを構築しました。しかし、より上流工程での事業開発に携わりたいという目標が生まれ、転職を決めました。貴社は〇〇という課題に向き合う企業として業界内で注目されており、私の営業基礎と成長マインドで、貴社の事業拡大に貢献したいと考えています。」

よくあるNG例

採用担当者がよく見かけるNG志望動機の特徴と、改善方法を紹介します。自分の志望動機に該当していないか、チェックしてみましょう。

理念に共感

NG例> 

「貴社の『顧客第一主義』という経営理念に共感し、志望しました。」

NG理由

多くの企業が似たような理念を掲げており、この理由では差別化できません。また、「共感」という抽象的な感情だけでは、採用後の具体的な活躍イメージが浮かびません。

改善例

「貴社は『顧客第一主義』を掲げ、クライアント課題の深掘りに時間を使う営業スタイルを実践されています。現職での営業経験の中で、このアプローチの効果を実感しており、貴社のようなクライアント視点の営業に携わることで、さらに高度な課題解決に貢献したいと考えています。」

サービスが魅力的

NG例> 

「貴社の製品は業界で最も優れており、そのような素晴らしい企業で働きたいと思いました。」

NG理由

 「魅力的」という評価は、競合企業にも当てはまる可能性が高く、「なぜ他社ではなくこの企業なのか」が伝わりません。

<改善例>

「貴社の製品が業界で評価されている理由は、『ユーザー課題の深掘り』に基づいた機能開発にあると考えます。現職でのマーケティング経験から、このアプローチがいかに重要かを認識しており、貴社の製品開発プロセスに携わることで、市場ニーズに応える提案ができるマーケターになりたいと考えています。」

年収や福利厚生などの条件面のみ

<NG例>

「年収と休日数が魅力的だったため、志望しました。」

<NG理由>

採用担当者は「雇用契約」としての側面だけでなく、「長期的に活躍してくれる人材か」を見極めたいと考えています。条件面のみでは、マイナスの印象を与える可能性があります。

<改善例>

「ワークライフバランスを重視する貴社の経営方針に共感しており、この環境の中で、営業基礎を活かしながら経営視点でのビジネス開発に携わりたいと考えています。充実した労働環境の中で、より高度なキャリアを追求したいという意思です。」

志望動機の作成で迷ったら、転職エージェントMUSUBUがおすすめ!

ここまでの内容を参考に志望動機を作成してみても、「本当にこれで良いのか」「もっと良い表現はないか」といった不安が残る方もいるのではないでしょうか。そんなときは、転職エージェントへの相談がおすすめです。

こんな場合は相談してみましょう

  • 企業研究をしたが、競合との差別化ポイントが見えない
  • 現職でのスキルが、志望企業でどう活かせるのか確信が持てない
  • 志望動機と転職理由に一貫性があるか不安
  • 複数企業に応募する場合、それぞれ異なる内容を書くのに時間がかかる
  • 面接での志望動機の伝え方に自信がない

転職エージェントMUSUBUなら、

①企業ごとの最適な志望動機作成サポート
企業研究から志望動機の作成まで、プロが一緒に進めるため、短時間で完成度の高い志望動機が仕上がります。

②面接対策との連携
書類選考に通った後の面接では、志望動機の深掘り質問が必ず出ます。書類作成の段階から面接を想定したアドバイスをもらえるため、本番での回答に一貫性が生まれます。

③企業情報の提供
求人票からはわからない、企業文化や経営方針、採用担当者のニーズなど、内部情報を提供してもらえます。これが「その企業だからこそ」というオリジナルな志望動機の作成のポイントになります。

④時間の効率化
複数企業への応募時に、それぞれの企業に合わせた志望動機の修正案を提示してもらえるため、書類作成の時間を大幅に削減できます。

転職活動は「書類選考→面接→内定」のプロセスですが、志望動機はこのすべての段階に関わります。質の高い志望動機は、その後の選考をスムーズに進める鍵になります。

迷ったときは、プロに相談して質の高い志望動機の作成を目指しましょう。

まとめ

履歴書の志望動機を簡潔に効果的に書くためのポイントを、改めて整理します。

志望動機の3ステップ

ステップ1:結論 → 転職で実現したいキャリアゴールを具体的に

ステップ2:理由 → 自分のスキル+企業の強みの接点を具体的に

ステップ3:結び → 採用後の貢献を前向きに示す

完成度を高めるポイント

・転職理由・自己PRとの一貫性を確認

・同業他社では使い回せないオリジナル要素を盛り込む

・200~300字にまとめる

この構成に従えば、短時間で志望動機が完成します。

それでも不安を感じる場合は、転職エージェントMUSUBUへ一度ご相談ください。プロの視点を入れることで、最終的な完成度が一段階上がり、選考に進む自信にもつながります。

効果的な志望動機は、転職活動全体の成功につながる最初の一歩です。この記事の内容を参考に、ぜひ作成してみてください。

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