MEDIA 転職支援メディア

2025.04.18
転職の準備
在職中の転職活動ってどうなの?メリットと効率的に進めるポイントを解説

「今の仕事を続けながら転職活動ってできるの?」「忙しくて無理そう…」そう思っていませんか?
結論から言うと、在職中でも転職活動は十分に可能です! しかも、在職中だからこそのメリットもたくさん。
この記事では、在職中に転職活動をするメリット・デメリットから、効率よく進めるポイントまでまとめました。
20代特化の転職エージェント MUSUBU
目次
在職中に転職活動を行う4つのメリット
在職中に動くことで得られるメリットはたくさんあります。 特に第二新卒の方にとっては「選択肢を広く持てる」のが大きなポイント!
1.収入を確保しながら転職準備ができる
在職中に転職活動を行う一番のメリットは、転職活動中も安定した収入を得ることができる点です。無収入で転職活動をするのは精神的にも金銭的にも大きな負担となるため、焦って判断してしまう可能性もあります。焦って判断してしまった結果、入社後にミスマッチを感じてまたすぐ転職活動をすること……に、なんて方もいらっしゃいます。
現職に残りながらであれば、収入があることで転職活動を焦らずより慎重に転職活動を進めることができます。焦らず自己分析や求人選びなどの次のステップを準備できる点は、在職中に転職活動を行うメリットになります。
2.転職活動中のブランクがない
退職してしまうと職歴に空白ができてしまいます。この「ブランク期間」がマイナス評価になる可能性もあり、不安要素となる場合もあります。
ブランクが長くなると焦りも生まれてくるため、焦った判断をしてしまう可能性がありますが、在職中に活動すればそのような心配はなくなります。履歴書にも空白期間を作らずに済み、職務経歴にも一貫性が出すことができます。
3.焦らずにじっくり次の職場を選べる
転職活動をしていると、「次の仕事が決まらないと困る」という焦りを感じてしまうものです。しかし、現職に在籍しながら活動することで、転職活動に余裕を持たせることができ、自分にとって本当に適切な職場を慎重に選ぶことができます。
これまでに説明した金銭面とブランク期間にもつながりますが、金銭面や精神的なプレッシャーが少ない分、自分に合った企業をじっくり選べます。慎重に見極められるのは大きなメリットです。
4.現職に残るという選択も取れる
転職活動を進める中で、現職に満足していることが改めて分かることもあります。たとえば、他社の面接を受けてみた結果「今の職場の上司や働き方が実は恵まれていた」と再認識できることもあります。また、希望していた業界の実態を知って「理想と違う」と気付き、より納得感を持って現職に残る選択を取ることもあります。
在職中ならば転職活動を続ける一方で現職に残るという選択肢も選べるため、結果的に転職を見送るという決断も柔軟に行えます。現職に残りながら転職活動を行うほうが、結果的に選択肢を広げることができるのです。
在職中に転職活動を行うデメリット
在職中の転職活動には注意すべき点もありますが、工夫次第では乗り越えられることばかりです。対策を知っておくことで、よりスムーズに動けます。
現職と転職活動の両立の難しさ
在職中の転職活動で一番の課題となるのは、現職とのバランスを取ることです。仕事が忙しい中で転職活動を進めるのは、時間的にも体力的にも大きな負担となります。特に業務の繁忙期などは、転職活動に十分な時間を確保できない可能性もあります。
日中は業務に追われ、夜や休日しか転職活動の時間が取れない人も多いはず。仕事との両立が難しく、自己管理力が問われます。
週末や平日の夜に“転職タイム”を作って、やることをリスト化すると効率アップ。たとえば「月曜は企業研究、火曜は書類作成」など、曜日ごとにテーマを決めるのも◎。
面接など日程調整の難しさ
面接は通常、平日の昼間に行われることが多いですが、現職を続けていると仕事と面接の日程調整が難しくなります。有給取得やリモート勤務をうまく活用することがカギになります。
・面接候補日は複数挙げて企業に提案を。オンライン面接を希望すれば、在宅勤務中の昼休みなどでも対応しやすくなります。
・有給を使って1日に複数社の面接を受けるのも効率的です。
精神的、肉体的に疲労が増す
転職活動は精神的にも肉体的にも非常にエネルギーを使います。通常業務に加え、求人検索や面接準備、応募書類の作成などを並行して行うことは大きな負担となります。ストレスや疲労が蓄積しやすくなり、転職活動の質も下がってしまう可能性があります。
“休む日”を設定しておくのがおすすめ。転職活動の計画に「何もしない日」をあえて設定することで、リフレッシュを挟みながら無理なく継続できます。
退職日、入社日の調整が必要になる
内定をもらった場合、退職日や入社日の調整が必要です。現職の退職手続きや、引き継ぎ業務の整理など、入社日をスムーズに決めるためには時間的な余裕が必要です。この点も、在職中の転職活動では予め計画しておくべき重要なポイントです。
内定をもらったら、引き継ぎや有給消化など、事前にスケジュールを組んでおきましょう。
退職・入社のタイミングを想定した“理想スケジュール”を事前に作っておくと◎。内定後すぐに動けるよう、引き継ぎ資料の作成など準備を早めに始めるのもポイントです。
関連記事:内定承諾と退職交渉の進め方~伝え方や交渉のポイントを解説【例文あり】~
退職後に転職活動を行うメリット・デメリット
では逆に、退職してから転職活動を行う場合はどうでしょうか?ここではそのメリット・デメリットを比較してみましょう。
メリット
・時間に余裕があるため、面接準備や情報収集をじっくり行える
・即日勤務可能な点が企業から評価されやすい
・気持ちを切り替えてフレッシュな状態で活動できる
デメリット
・収入がない期間が発生し、生活費の不安が大きい
・ 空白期間が長引くと、採用側に不安を与える
・プレッシャーが強くなり、焦ってミスマッチの職場を選びやすい
在職中に転職活動をする際の注意点
在職中に転職活動を成功させるには、いくつかのポイントに気を付ける必要があります。
スケジュールの管理を徹底する
在職中に転職活動を進める場合、スケジュール管理が非常に重要です。仕事の合間に面接を調整したり、応募書類を作成したりするため、計画的に活動することが成功の鍵となります。
「いつまでに内定が欲しいか」「いつまでに退職したいか」期限を決め、逆算して動きましょう。
面接日程の調整方法
できるだけ早めに面接日程を調整できるよう、予め有給取得のタイミングを決めておくのがおすすめです。オンライン面接が可能かも確認しておきましょう。
もし直近の日にちで面接の日程調整が難しい場合は、早めに企業に事情を連絡することも大切です。
また、第一志望群の複数社を比較したい場合、最終面接の結果が出る時期がそろうよう選考を進めることも重要です。転職エージェント経由であれば、これまでの事例から選考フローなどがわかるため、選考の進め方なども相談が可能です。
現職の上司・同僚には慎重に対応する
在職中の転職活動では、現職の上司や同僚に転職活動が知られないように気をつける必要があります。特に、転職活動をしていることが知られると、仕事への影響が出る可能性があるため慎重に行動しましょう。
退職が決まるまでは極力口外せず、冷静に対応することがおすすめです。
在職中の転職活動を効率的に進めるポイント
忙しい中でも転職活動を成功に導くためには、効率的に動くことが大切です。以下のポイントを意識して、活動に取り組みましょう。
転職の目的を明確にする
転職活動を始める前に、「なぜ転職をしたいのか」、「どのような仕事をしたいのか」を明確にしておくことが重要です。転職の目的をはっきりさせることで、より自分に合った求人に応募することができ、書類や面接でも一貫性を持ったアピールをすることができます。
「なぜ転職したいのか」を明確にしておくことで、ブレのない軸を持って求人を選べます。条件面だけでなく、キャリアの方向性や価値観を具体的に整理しておきましょう。
関連記事:転職軸とは?転職軸で成功する転職活動の進め方~自己分析用質問集あり~
ゴール(期限)を明確にする
転職活動を進める上で、「いつまでに内定を得たいか」「何月までに退職したいか」といったスケジュールのゴールを決めておくことも重要です。期限を決めることで、逆算して何をいつまでにすべきかが明確になり、ダラダラと活動が長引くのを防げます。
関連記事:転職活動にかかる平均期間は?流れやスムーズに理想をかなえるポイントを解説
応募する求人を厳選する
転職活動中に応募する求人を厳選することで、効率的に活動を進めることができます。自分のスキルや経験に合った求人に絞って応募し、無駄な時間を省くよう心がけましょう。
数撃ちゃ当たるではなく、「自分に合う求人」に絞って応募するのが効率的。ミスマッチの企業に時間を取られるのではなく、自分に合った一社一社に対し、しっかり対策を行い通過率アップを狙いましょう。
転職エージェントを活用する
忙しい在職中の転職活動には、転職エージェントの活用が非常に有効です。転職エージェントは、転職活動をサポートしてくれるプロです。自分に合った求人情報を提供してくれるだけでなく、スケジュール調整や書類添削、面接対策までサポートを受けられます。
企業との交渉なども代行してくれるため、在職中の転職活動をスムーズに進めることができます。
関連記事:転職成功率アップ!転職エージェントの活用メリット8選
転職エージェントMUSUBU
20代の転職支援に特化した転職エージェントMUSUBUでは、キャリアの棚卸しから面接対策まで一人ひとりに合わせたサポートを提供しています。あなた自身も気が付いていない「強みを引き出す」面談と、「強みを活かす」転職支援に力を入れています。
求人も20代向けの厳選されたものばかりなので、ミスマッチも起こりにくく安心です。
関連記事:何がしたいかわからない!20代で「やりたい仕事」に出会う方法
20代特化の転職エージェント MUSUBU
成功事例と失敗事例から学ぶ在職中の転職活動
成功した人と失敗した人の転職活動の違いは何だったのでしょうか?事例をもとに、そのポイントを探ります。
成功事例から見える重要ポイント
【成功事例1】転職の目的・期限を明確にする
成功した転職者の多くは、転職活動を始める前に転職の目的と期限をしっかりと決めていました。これにより、無駄な転職活動を避け、より効率的に活動を進められた方が多いことが特徴です。
「人の困りごとを聞いて、解決するサービスを提供できる仕事がしたい」などより具体的な目的があると、求人選びや入社先選びでも、判断を迷わず決めることができます。
関連記事:転職軸とは?転職軸で成功する転職活動の進め方~自己分析用質問集あり~
【成功事例2】面接準備と対策をしっかり行う
成功した転職の多くは、面接前に十分な準備をし、企業研究を行ったり、模擬面接を重ねたりしていました。この準備が内定に繋がる大きなポイントです。
一貫性を持って面接官に熱意が伝えられるよう、準備と対策も怠らないようにしましょう。
転職エージェントであれば、面接の雰囲気、面接官の人柄、実際にあった質問などを教えてくれるところもあります。ぜひ活用しましょう。
【成功事例3】内定が出た後に退職交渉を行う
内定が出た後、退職交渉をスムーズに行うために、退職日の調整や引き継ぎ業務を計画的に進めることが重要です。
退職までのスケジュールをまずは自分の中でイメージしましょう。有給があと何日か、最終出社日はいつか、最終出社日から逆算して引継ぎのスケジュールを考えておきましょう。
関連記事:内定承諾と退職交渉の進め方~伝え方や交渉のポイントを解説【例文あり】~
失敗しがちなケースと気を付けるべきところ
軸を明確にして、応募する求人を厳選する
転職活動を進める中で、自分の希望に合わない求人にも応募してしまいがちですが、厳選した求人に絞ることが大切です。そこで重要になるのが「転職の軸」です。
「なんとなく今の会社が嫌だから」という理由だけで動くと、ミスマッチの会社に転職してしまい、また同じような不満を抱えることもあります。自分の軸を明確にしてから応募を始めましょう。
関連記事:転職軸とは?転職軸で成功する転職活動の進め方~自己分析用質問集あり~
一人で行動せず、転職エージェントを活用する
転職活動を一人で行うのは非効率です。転職エージェントを活用することで、より多くの情報を得られ、スムーズに転職活動を進めることができます。
在職中に自己分析、求人探し、書類作成、面接対策、日程調整などすべてを一人で進めるのは非常に大変です。専門家の力を借りることで、効率も成功率もアップします。
退職交渉で引き留めにあっても転職の目的を思い出す
退職交渉の際、引き留めにあうことがありますが、転職の目的をしっかり再確認し、目的を忘れずに決断することが大切です。
「あと半年で昇進だから」と引き止められても、自分が求めるキャリアの方向性を再確認しましょう。ぶれない気持ちが転職成功の鍵です。
在職中の転職活動は、転職MUSUBUと効率的に進めよう!
在職中の転職活動は大変ですが、正しく進めればキャリアアップの大きなチャンスとなります。MUSUBUでは、時間が限られた中でも効率よく転職活動を進められるよう、あなた専任のキャリアアドバイザーが全力でサポートします。初めての転職でも、第二新卒でも、お気軽にご相談ください!
20代特化の転職支援サービス
MUSUBU
まとめ
在職中の転職活動には多くのメリットがありますが、時間や体力的な負担も伴います。しっかりと計画を立て、転職エージェントを上手く活用しながら、スムーズに転職活動を進めましょう。
退職後の転職活動も選択肢ではありますが、より安全かつ効率的に進めたいなら、在職中にしっかり準備をして進めるのがおすすめです。
MUSUBUのような転職エージェントを活用しながら、自分に合ったキャリアを実現していきましょう。
